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はじめに|社内撮影を内製化するメリット

ECサイトの商品写真は、売上に直結する重要な要素です。
特に楽天やAmazonなどでは、第一印象で購入を決めるユーザーも多く、クオリティの高い写真が欠かせません。
社内で撮影を内製化するメリットは次のとおりです。
- 外注コストの削減
- スピーディーな撮影・更新
- ブランドの世界観を統一できる
- シーズン商品・限定品を迅速に公開できる
この記事では、はじめてEC担当者になった人に向けて、”これだけは揃えたい”撮影機材をわかりやすく紹介します。
まず揃えたい基本の撮影機材
社内撮影を始めるなら、まずはこの5つから。
機材 | 用途 |
---|---|
カメラ | 商品写真のメイン撮影 |
三脚 | 手ブレ防止、構図を安定させる |
白背景紙 | 商品を引き立てるクリーンな背景づくり |
スチレンボード | 簡易レフ板・背景制作に便利 |
写真編集ソフト | 撮影後の明るさ・色調整に必須 |
2.カメラ|迷ったらこの1台
おすすめカメラ(初心者向け)
- SONY α6400
- Canon EOS RP
▶ 最近のカメラはどれも高性能。迷ったら「軽い・オートフォーカスが速い」モデルを選びましょう。
ポイント
レンズ交換式で柔軟に対応できる
スマホより高画質
色再現が自然
3.レンズ|標準ズームとマクロレンズを揃える
撮影の幅を広げるために、レンズは最低2本持っておくと安心です。
レンズ | 使い方 |
---|---|
標準ズームレンズ(24-70mm) | 基本の商品撮影に |
マクロレンズ(50mm F2.8) | アクセサリー、小物、細部の撮影に |
4.撮影アクセサリー|撮影の安定感とクオリティを上げる
さらに撮影をレベルアップするなら、次のアクセサリーを導入しましょう。
- 三脚:ブレを防止し、安定した構図を実現
- レフ板・ディフューザー:自然な光をコントロール
- 撮影ボックス:小物やアクセサリー向け
- 外部ストロボ・LEDライト:ライティングを自在に調整
▶ 特にライティング機材を使うと、室内でも「プロっぽい」仕上がりに!LEDライトを導入すると、室内撮影でも均一なライティングが可能になり、クオリティが格段に向上します。
5.背景・ライティングの基本セット
背景の整え方
- 白背景紙 or 白布:万能でクリーンな印象
- スチレンボード:簡易レフ板や背景としても使える
ライティングの基本
- ソフトボックス付きLEDライトを1〜2灯
- 自然光を活かす場合も、人工光と併用すると安定感アップ
▶ 光の強さ・角度を調整し、商品の立体感を出しましょう!
6.画像編集ツール|「撮影後」のひと手間がクオリティを左右する. 画像編集の基本ツール
撮ったままの写真では、プロっぽさは出ません。
編集で「明るさ」「コントラスト」「色味」を整えましょう。
初心者におすすめ
- Adobe Lightroom / Photoshop(業界標準)
- Canva / GIMP(無料ツールでも十分スタート可)
ワンポイント
- 背景の白飛びを防ぐ
- 不要な影を除去
- 商品がより美しく見えるよう調整
▶ メーカー純正ソフト(例:Nikon NX Studio)でも十分に対応可能です!
僕も写真を撮りはじめて3年ほどはずっとメーカーの純正ソフトを使っていました。
7.まとめ|これだけ揃えればスタートできる!
✅ 最初に揃えたい4点セット
- カメラ
- 三脚
- レフ板
- 背景セット
✅ 徐々にアップグレードする
- ライティング機材
- 高性能レンズ
- 画像編集スキル
✅ 撮影のコツ
- 光を意識すること
- 編集で仕上げること
商品撮影は、機材とスキルのバランスが大事です。
まずは「最低限のセット」でスタートし、売上アップに直結する写真を目指しましょう!